婦人科疾患の診断と治療

子宮頚がん検診(通常の子宮がん検診はこちらです)

子宮頚部(子宮の入り口)の表面から細胞をこすり取って「がんを疑うような異常な細胞がないかどうか」を
顕微鏡で調べる検査です 。

◆費用 1,500円程度

*佐伯市子宮頚がん検診補助制度は30歳代は800円券、節目の年には無料で検査を受けられます。
詳しくは佐伯市健康増進課および各振興局へお問い合わせください。

※子宮頚がんと発がん性ヒトパピローマウイルスHPV(HumanPapillomaVirus)について

HPV(HumanPapillomaVirus)とは・・・
 子宮頚がんおよび前がん病変をはじめ、外陰や腟に発症する病変(外陰上皮内腫瘍や腟上皮内腫瘍)、尖圭コンジローマなどを引き起こすウイルスです。

 子宮頚がんは、子宮頚部(子宮の入り口)にできるがんで、20〜30代で急増し、日本では年間約15,000人の女性が発症していると報告されています。子宮頚がんは、初期の段階では自覚症状がほとんどないため、しばしば発見が遅れてしまいます。がんが進行すると、不正出血や性交時の出血などがみられます。

 子宮頚がんは、発がん性HPVというウイルスの感染が原因で引き起こされる病気です。発がん性HPVは性行為により感染しますが、特別な人だけが感染するのではなく、多くの女性が一生に一度は感染するごくありふれたウイルスです。

 発がん性HPVには15種類ほどのタイプがあり、その中でもHPV16型・18型は子宮頚がんから多く見つかるタイプです。日本人の子宮頚がん患者の約60%からこの2種類の発がん性HPVが見つかっています。

 発がん性HPVは感染しても多くの場合、感染は一時的で、ウイルスは自然に排除されますが、感染した状態が長く続くと、数年から十数年かけて前がん病変(がんになる前の異常な細胞)を経て子宮頚がんを発症することがあります。また、一度排除されたとしても繰り返し感染してしまいます。

 子宮頚がんは発がん性HPVに感染してからがんになるまでの間に子宮頚がん検診によって、前がん病変を見つけることが可能です。また、前がん病変やごく初期の子宮頚がんであれば、子宮頚部の一部を取り除く手術(円錐切除)で治療できます。

子宮体がん検診

子宮体部〜内膜の表面から細胞をこすり取って「がんを疑うような異常な細胞がないかどうか」を顕微鏡で調べる検査です。

◆費用 1,500円程度(保険診療対応となります)

※閉経後の不正出血や、月経以外の不正出血持続、超音波検査での子宮内膜異常などが、検査すべき対象となります。

子宮筋腫

月経量が多い・月経痛がひどい・貧血(めまい・ふらつき)があって他に原因がない。
 → 診察および超音波検査で検査を行います。

<治療>
★対症療法・・・貧血の治療や月経痛に対する薬を使用し、筋腫の経過をみていきます。
★ホルモン治療・・・薬(主に注射)を用いて月経を止め、筋腫を小さくする治療です。
★手術治療・・・筋腫核出術(筋腫のみをくりぬく手術)、子宮全摘出術(子宮全部を摘除)。

卵巣腫瘍

なかなか症状が出にくい病気です。
腹部膨満感(腹部が張っている感じ)・腹痛・月経不順などの症状で分かることもあります。
  →  診察および超音波検査で検査し、CTやMRIなどで精密検査します。
     血液中の腫瘍マーカー検査を併用することもあります。

<治療>
★手術治療・・・付属器切除術(卵巣および卵管の切除)。

子宮内膜症

月経に付随しての腹痛や腰痛、あるいは月経以外でも性交痛などの痛みに結びつくことがあります。
  →  診察および超音波検査で検査し、CTやMRIなどで精密検査します。
    血液中のマーカー検査を併用することもあります。

<治療>
★薬物治療・・・ホルモン剤で月経を止めたり、ピルを用いて月経痛等の症状を和らげる治療です。
★手術治療・・・癒着剥離や、卵巣の摘出などを行います。

骨盤弛緩症

加齢に伴っておこる一種の加齢(老化)現象に付随した疾患です。
 ・子宮脱子宮が下がってきて腟の外に飛び出てきます。
 ・膣脱膣の壁がゆるんで、下がってきて外に膨らんできます。
 →  診察にて状態を判断し、治療を検討します。

<治療>
★対症療法・・・漢方薬やホルモン剤投与による対症療法です。
★膣内リング固定治療・・・腟内にリングを挿入して、下がってくるのを防ぐ治療です。
★手術治療・・・上記治療で効果のない場合に検討します。子宮を摘出して、下がった腟壁を補正する手術です。

感染症

性行為などで上行性に腟内に起こる感染症や、妊娠・ストレスに伴って再燃してくる腟〜外性器感染症などがあります
(細菌性腟炎、トリコモナス腟炎、萎縮性腟炎、性器クラミジア感染症、尖圭コンジローマなど)。

<治療>
★腟洗浄+該当する薬剤(膣錠)投与+外用薬(軟膏など)にて治療していきます。

その他

月経周期異常や上記以外の稀な腫瘍性病変や、骨盤内感染なども診断・治療を行っています。

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