業務内容
透析
日常の機器・透析液管理、穿刺や機器操作、物品管理などを行っています。その他、定期的に
透析機器のオーバーホールや、シャント管理(定期的な血管エコー実施)、腹水濾過濃縮再静
注法(CART)なども行っています。
ME機器管理
人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプ、栄養ポンプ、低圧持続吸引器、保育器、除細動器
などをME室にて中央管理し、始業・使用中・終業・定期点検を行っています。
また、機器の修理なども行っています。
内視鏡・オペ
検査中の機器操作、洗浄消毒、検査・治療の介助等、内視鏡業務全般を行なっています。
また、臨床工学技士としては機器のトラブル対応や、高周波治療器を使用した内視鏡治療で
は、処置具ごとに違う電気出力の細かな調節等も行っています。「患者様が怖がらない検査」
をモットーに安心な検査・治療に努めています。
SAS
当院の「いびき外来」では睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断と治療に取り組んでいます。
検査は、外来での簡易スクリーニング検査を行い、精密を要すると判断した場合は、1日の入
院検査が必要となります。治療により、睡眠の改善・高血圧・糖尿病・肥満・動脈硬化への好
影響のほか、いびきが軽減し、快適な睡眠を得て健康な日常を取り戻されるよう期待します。
特色
臨床工学部は、現在10名の技士がいます。
当院では診療科目が多岐にわたる為に、透析・ME業務、内視鏡・オペ室業務、SAS業務に分担して日々の業務を行っています。
学会発表
●第21回日本呼吸ケアリハビリテーション学会学術集会(2011年)
岩本わかな 「治療効果判定におけるモストグラフの有用性」
●第60回日本透析医学会学術集会・総会(2015年)
高山善孝 「災害伝言ダイヤルを使用した訓練の実施と効果」
●第49回九州人工透析研究会総会(2016年)
西水悠平 「透析時間を利用した運動療法の効果」
岩本わかな 「治療効果判定におけるモストグラフの有用性」
●第60回日本透析医学会学術集会・総会(2015年)
高山善孝 「災害伝言ダイヤルを使用した訓練の実施と効果」
●第49回九州人工透析研究会総会(2016年)
西水悠平 「透析時間を利用した運動療法の効果」
認定資格取得者一覧
・透析技術認定士 3名
・3学会合同呼吸療法認定士 5名
・CPAP療法士 1名
・消化器内視鏡技師 1名
・第二種電気工事士 3名
・3学会合同呼吸療法認定士 5名
・CPAP療法士 1名
・消化器内視鏡技師 1名
・第二種電気工事士 3名
スタッフより
臨床工学部は安全かつ正確な医療サービスを提供する為にME機器の保守・点検の徹底、操作・運用を通じた臨床への技術提供、他職種との協調、チーム医療の推進を行なって参ります。