少子・高齢化が進む中、仕事と育児や家族の介護を両立させ、その能力を十分に発揮できる、働きやすい職場環境づくりの整備が求められています。
医療法人慈恵会におきましては、「次世代育成支援対策推進法」及び「女性活躍推進法」に基づき一般事業主行動計画を策定し、職員が仕事と子育てを両立させ、その能力を十分に発揮できる働きやすい職場環境づくりを行ってきました。
今後も仕事と家庭の両立支援に積極的に取り組んでいくとともに、女性だけでなく男性も安心して育児休業が取得できるような働きやすい職場環境づくりを目指して推進していきます。
医療法人 慈恵会
理事長 西田尚史
〇医療法人慈恵会 西田病院 行動計画
職員が仕事と生活の調和を図ることができ、また女性が活躍できる雇用環境を整備し、すべての職員が
その能力を十分に発揮できるようにするため、次のように行動計画を策定する。
1、計画期間 令和6年4月1日 ~ 令和9年3月31日までの3年間
2、内 容
≪女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供≫
目標1:ハラスメント等に関する相談窓口について年1回以上周知し、相談件数の増加を目指す
<対策>
・セクシュアルハラスメント等に関する各種相談窓口を再周知し、気軽に相談できる体制を整える。
・ハラスメントに関する管理職向け研修を年1回継続して実施し、意識付けを行う。
≪職業生活と家庭生活の両立に資する雇用環境の整備≫
目標2:計画期間内の育児休業取得状況を次の水準以上にする
女性職員・・・取得率100%を維持すること
男性職員・・・1名以上取得すること
<対策>
・出産を控えている女性職員に対して、休業~復帰までのスケジュール等の情報提供・相談を行う。
・配偶者が出産した男性職員に対して、育児休業制度の説明を行い取得を促す。
・安心して育児休業を取得できるような休業中のサポート体制の確立。
○女性の活躍に関する情報公開 (令和5年11月現在)
1.採用した労働者に対する女性労働者の割合
・年間採用者総数:36名
・内女性の労働者:22名(61.1%)
2.男女の平均勤続年数の差異
・女性の平均勤続年数:11.8年
・男性の平均勤続年数:10.9年
・男女の平均勤続年数の差異:107.9%
3.男女の賃金の差異
区分 | 男女の賃金差異 (男性の賃金に対する 女性の賃金の割合) | 付記事項 |
正社員 | 89.4% | 対象期間:令和5年度 (令和5年4月1日~令和6年3月31日) 正社員:年俸者を除く パート:男性は主に学生で労働時間が少ないた め、平均時給での比較値 賃 金:通勤手当を除く |
パート | 114.7% | |
全ての労働者 | 82.3% |
4.労働者の平均残業時間
・2.5時間
5.管理職に占める女性労働者の割合
・全管理職数:22名
・内女性の管理職数:10名(45%)
○労働施策総合推進法に基づく中途採用比率
2018 年度 | 2019 年度 | 2020 年度 | 2021 年度 | 2022 年度 | 2023 年度 | |
正規雇用労働者の 中途採用比率 | 76% | 85% | 65% | 88% | 71% | 85% |